●PROFILE:インテリアスタイリスト 大谷 優依
多摩美術大学インテリア科卒業。雑誌などのエディトリアルデザイナーを経て、インテリアスタイリストに。女性誌やライフスタイル誌、ブランドのカタログ、広告の世界でさまざまな空間演出を手がける。
公式サイト:http://otaniyui.com
Instagram:@otaniyui
ごく当たり前のことに工夫を加え、毎日を楽しく過ごしている人たちに、暮らしを満喫するための“スパイス”を紹介。春ならではの球根のお花のお話。インテリアスタイリストとして雑誌や広告の世界で活躍する大谷優依さんに、球根のお花たちの魅力と楽しみ方について教えてもらいました。
春は1年の中で1番わくわくする季節。可憐でいい香りのお花がたくさん出回る季節です。
特に、私がおすすめしたいのは球根のお花。
根っこで育てる水栽培や、小さな球根から芽が出ている可愛らしいお花は、この時期の楽しみのひとつです。
まずはムスカリ。春のとってもいい香りがします。
球根にはお水がつかないように、根っこの部分だけ浅くお水を張るのが今までの常識でしたが、先日お花屋さんが、「小さい球根は根っこから水を吸い上げられないので、球根までたっぷり水に付けると長持ちするとお花農家さんから教えてもらいました。」と言っていました。
常識が覆ったようです。
私のおすすめ花器はメイソンジャーです。すごくピッタリ。
こちらもムスカリ。小さいサイズです。
お花屋さんで売られていた球根用の花器に入れて。
こちらは原種のチューリップ。
小さいのが可愛らしいですね。
ウォーターグラスに浅くお水をはって窓辺にぽん。
明るいマゼンタピンクは毎日に元気を与えてくれます。
こちらも全て小さな球根付きのチューリップ。
チューリップは子どもらしいイメージもありますが、種類が豊富でとても大人っぽいお花なんです。
茎が長い種類は、少し倒して飾ると茎がしなやかに流れるのが綺麗です。
最後にヒヤシンス。
こちらは球根水栽培の花瓶です。球根にお水がつかないようなかたちになっています。
根っこまでかわいいですね。
ヒヤシンスは根っこがたくさんあるので、根っこにお水が浸かればOK。
お庭がなくても家の中で水栽培で育つ様子が見えるのはとても嬉しいですね。
まだまだご紹介しきれませんが、続きは、是非お花屋さんにいってお気に入りのひとつを探してみてくださいね。
多摩美術大学インテリア科卒業。雑誌などのエディトリアルデザイナーを経て、インテリアスタイリストに。女性誌やライフスタイル誌、ブランドのカタログ、広告の世界でさまざまな空間演出を手がける。
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