●PROFILE:インテリアスタイリスト 大谷 優依
多摩美術大学インテリア科卒業。雑誌などのエディトリアルデザイナーを経て、インテリアスタイリストに。女性誌やライフスタイル誌、ブランドのカタログ、広告の世界でさまざまな空間演出を手がける。
公式サイト:http://otaniyui.com
Instagram:@otaniyui
インテリアは空間の印象を決める大切な要素。インテリアの選び方や配置次第で、お部屋のイメージはガラリと変わります。今回は、各メディアでも話題のリノベーションスタイル『AM6:GREEN』を題材に、ナチュラルな印象の部屋になるアイテムの選び方やレイアウト術をご紹介!当プランのモデルハウスや広告写真の空間演出を手がけたインテリアスタイリスト・大谷優依さんのワンポイントアドバイスも必読です!
『AM6:GREEN』はその名の通り、「植物」たちが主役となるリノベーションスタイル。最も採光面が広い場所にリビングダイニングを設け、心地よい光や空気の流れをデザインしています。また、日々のメンテナンスにも配慮して、床材には土や水をこぼしてもお手入れしやすいコルクタイルを採用。細部にわたって「植物たちと過ごす朝の時間」を楽しむための工夫が施されています。このような空間に合わせるインテリア選びのポイントは、大谷さん曰く「グレイッシュ」だと言います。
それでは、モデルハウスのコーディネートを見ながらポイントをチェックしていきましょう。まずはリビング。ここで確認したいのは「家具の材質」です。ローテーブルもソファも、ウォールナットのような濃い色味ではなく、薄い色味の木を使用していますね。そしてソファカバーのオフホワイトが効いて、グレイッシュなトーンにまとめています。 そして、最も注目すべきがラグです。
続いて、ダイニングを見てみましょう。こちらもリビング同様、テーブルやベンチ、チェアに薄い色の木材を採用しています。そして、ベンチにはポイントとお話していた「黒」の要素も。ここでは、ダイニングチェアに注目してください。
最後に、キッチン脇にあるワークスペースを見てみましょう。ここは、植物たちの気配を心地よく感じられるように配置されたL字型のデスクが印象的な空間です。天板やデスク背後の壁面は黒で統一され、仕事をしたり本を読んだり、自分の時間を過ごす書斎に相応しい空間に仕上がりました。
多摩美術大学インテリア科卒業。雑誌などのエディトリアルデザイナーを経て、インテリアスタイリストに。女性誌やライフスタイル誌、ブランドのカタログ、広告の世界でさまざまな空間演出を手がける。
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