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DATE 2016.11.16

一番おいしいお米は何ですか?/ごはん同盟

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ごく当たり前のことに工夫を加え、毎日を楽しく過ごしている人たちに、暮らしを満喫するための“スパイス”を紹介してもらう新コンテンツ「Life Spice」。 今回のテーマは、日本人にとってなくてはならない存在である“ご飯”。お米やご飯を美味しく食べる方法を模索し続ける炊飯系フードユニット「ごはん同盟」さんに、“一番おいしいお米”について教えてもらいました!

ご飯やお米にまつわるアレコレについて活動しているごはん同盟。おいしいご飯の炊き方をお伝えする炊飯教室もその活動のひとつです。そこで参加者のみなさんによく聞かれるのが「一番おいしいお米は何ですか?」という質問。正直、お答えするのが難しい質問です。
“どんなご飯が好みなのか?” “どんな献立にあわせて食べるのか?”おいしさとは相対的なものなので、ご飯をいただくシチュエーションで最適なお米も変わるはず。でも実際に食べているお米はほんの数種類、もしかしたらひとつだけという人がほとんどではないでしょうか。

「一番おいしいお米は何ですか?」この質問には「いきつけのお米屋さんを見つけてください。そして、少ない量をこまめに買い足してください」とお話します。どんな食べ方をしたいのかをお米屋さんに伝えれば、好みのお米をすすめてくれます。逆に、お米の違いをわかりやすく説明してくれないお米屋さんは避けるべきです。
精米してから時間が経てば経つほどお米の味が落ちていきますから、できれば2週間、長くても1ヶ月以内で食べきれる分量で少しずつ買い足していくのが、おいしいご飯をいただく秘訣です。挽きたてのコーヒーがおいしいように、お米も精米したてが一番おいしいのです。

日本各地で採れる新米もそろそろ店頭に出揃ったころ。いろいろな品種のお米を量り売りで買い揃えておけば、食べ比べも楽しめますね。ちなみに今年採れたお米が「新米」として販売されるのは、年内いっぱいのみ。これはどんなお米でも一緒で、1月になると店頭で販売されるお米から「新米」の表示がなくなります。 だからといって決して味が落ちているわけではありません。収穫されたお米は品質を落とさないように玄米の状態で低温保存され、店頭に並べる直前に精米しますから、「新米」の表示がなくても年間を通しておいしいお米がいただけますよ。

●PROFILE:ごはん同盟

試作係のしらいのりこ(調理担当)、試食係のシライジュンイチ(企画担当)、夫婦ふたりの、ご飯好きの、ご飯好きによる、ご飯好きのための、炊飯系フードユニット。「おかわりは世界を救う」という理念のもと、日夜、ご飯をおいしくいただく方法を生み出し、その成果を多くのご飯好きのみなさんと共有するための活動を行っています。

公式サイト:http://www.gohandoumei.com