DATE 2025.12.16
キッチンは、美味しい料理をつくるための場所。けれど現実には、機能面やデザイン、実際の使い心地など、気になるポイントが盛りだくさん。家づくりの過程で悩みも多いポイントです。
挽きたてのコーヒーがふわりと香るキッチンテーブル。週末、友人を招いてビール片手に語らうアイランド。お気に入り食器やツールを並べて、眺めるだけでニヤリとしてしまう棚。
そこにどんな素材があって、どんな色が広がっているかで、毎日の景色は大きく変わるはず。“キッチンが主役にもなる家”をHOUSE RECIPEから5つ厳選。スタイルは違えど、どれもキッチンを中心に暮らしのリズムが心地よく整っている空間ばかりです。
Recipe 01:
100年の時を刻むキッチンカウンター。「アンティーク×モールテックス」の異素材ミックス


まるで隠れ家のビストロのような佇まいのキッチン。その主役は、100年モノのアンティーク板材を腰壁に張ったキッチンカウンターです。ただ古いだけではありません。天板にはモルタル調のモールテックスを組み合わせることで、古材の渋みを現代的に引き締めています。
シンク奥には凸凹のあるブラウンのタイル、横の壁には波打つ白タイルと、場所によって表情を変える工夫も。「ヴィンテージ好き」の夫と、「ナチュラル好き」の妻。二人の好みを絶妙なバランスで調合した、使い込むほど、自分だけの表情に育っていくようなレシピです。
詳しいレシピはこちら
Recipe 02:
鮮やかなブルーが空気を変える。コの字カウンターの西海岸スタイル


西海岸の風をキッチンで感じたいなら、このレシピを参考に。パッと目を引くブルーのカウンターと白いタイル壁のコントラストは、洗練された西海岸の空気をまとった佇まい。天板には防水性の高いモールテックスを採用し、タフに使えるのも嬉しいポイントです。
素材は控えめに、色は思いきり。そんな潔いデザインは、暮らしの中に“ワクワク”を忍ばせてくれます。背景を白でまとめているからこそ、ブルーの存在が際立ち、LDKの主役として堂々と空間を引き締める。毎日の料理が少しだけ楽しくなるような、自分らしいアクセントを求める人にぴったりなはず。
詳しいレシピはこちら
Recipe 03:
土間とつながる開放感。グレータイルで引き締めた和モダンキッチン


「和」のキッチンと聞くと、どんな台所を想像しますか? DoliveとSOU・SOUがコラボしたこのレシピは、「和」の安らぎと、現代的なスタイリッシュさを両立させたキッチンです。
玄関から続く「通り土間」とつながったキッチンは、一段上がった床がそのままダイニングチェア代わりになるユニークな設計。壁面には幅広のグレータイルをあしらい、スタイリッシュな印象に仕上げました。のれんで仕切られたパントリーなど、伝統的な日本の知恵を現代の素材で翻訳。家族やゲストと緩やかにつながる、そんな日本古来の心地よさを、今の暮らしにフィットさせた空間です。
詳しいレシピはこちら
Recipe 04:
2.7mの特等席。テーブルも兼ねるカフェのようなロングカウンター


「ダイニングテーブルを置かない」という選択肢もじつは便利。全長2,700mmにも及ぶ長いキッチンカウンターは、調理場であり、食事の場であり、ときにはひとりで本を開く場所にもなる。天板には細かいモザイクタイルを敷き詰め、陽の光を受けてさりげなく表情を変え、過ごす時間に小さな変化をもたらしてくれます。
壁にはあえて塗装前の「ペンキ下地用クロス」を貼り、障子のような透け感とムラ感を楽しむ……なんていう上級テクニックも採用。お気に入りの食器を並べた棚を眺めながら、カウンターでゆっくり朝食を。そんな居心地の良さが目に浮かびます。
詳しいレシピはこちら
Recipe 5:
アートな色彩を日常に。テラゾータイルとピンク照明のバーカウンター


最後にご紹介するのは、海外のホテルのような空気感を持つこの空間。主役は、大理石の粒を散りばめたような「テラゾータイル」のカウンターです。そこにクリアピンクのガラス照明を。普段の家ではなかなか出会わない組み合わせなのに、このキッチンでは自然に溶け合って、ちょっとしたバーのようなムードをつくっています。
コンロ周りの壁はモルタルで無機質に仕上げつつ、背面の飾り棚にはお気に入りのアートやグラスをディスプレイ。「キッチン=家事」という概念を捨て、好きなモノに囲まれて心を満たす。そんな豊かな時間の使い方が似合う、感性あふれるデザインです。
詳しいレシピはこちら

