●PROFILE:インテリアスタイリスト 大谷 優依
多摩美術大学インテリア科卒業。雑誌などのエディトリアルデザイナーを経て、インテリアスタイリストに。女性誌やライフスタイル誌、ブランドのカタログ、広告の世界でさまざまな空間演出を手がける。
公式サイト:http://otaniyui.com
Instagram:@otaniyui
インテリアは住まいの雰囲気や暮らす楽しさをつくる大切な要素。選び方や置き方次第で、お部屋への愛着もグッと深まります。今回は、カリフォルニア工務店とのコラボレーションによるリノベーションプラン『CITY STYLE』のモデルハウスのスタイリングを手がけたインテリアスタイリスト・大谷優依さんに、“大人のサーフスタイル”をテーマにしたスタイリングのポイントを教えてもらいました。
『CITY STYLE』は、2015年に発売され、全国でも人気を集めている『BEACH STYLE』に続く、カリフォルニア工務店とのコラボレーション第2弾。モノトーンをベースにした都会的でスタイリッシュな空間は、洗練された大人のライフスタイルになじむテイストです。まず大谷さんに、全体的なコーディネートのポイントをうかがってみました。
空間全体で意識するべきキーワードは「モノトーンをベースにする」「シャープ」「乾いた質感」。ある意味、ストイックで、アイテム選びが難しそうに感じる方もいるかもしれませんが、実はわかりやすい「基準」があるとのこと。インテリアの中心となる大物家具を例に、大人のサーフテイストを演出するためのセレクトの「基準」とは、いったい何なのでしょうか。
『CITY STYLE』のような空間は、モノトーンが好きな人にとっては特に魅力的に感じられるはず。しかし中には、モノトーンが好きでも、どう空間づくりをすればよいかわからない……という方もいらっしゃるのではないでしょうか。モノトーン空間の魅力を引き出すインテリアの選び方のコツを聞いてみましょう。
ソファやテーブル、AVボードなどの大物家具は、置ける数も置き方も限られていますが、雑貨や小物は複数のアイテムのセレクトとレイアウト次第で空間の印象をガラリと変えることができます。それだけに「何をどう選ぶか」と「選んだものをどう飾るか」に悩んでしまう方も多いのでは。今回は、モデルハウスのキッチン周りや造作棚を例に、小物使いのコツを学んでみましょう。
リビングの一角につくられた、黒いサッシにガラスでゆるやかに仕切られたワークスペースは、仕事をしたり、読書を楽しんだり、趣味に没頭したりと、幅広く使える自由度の高い場所。ただ、ガラス張りでリビングから見える部分も多いので、内側の飾り方だけでなく、外側からの見え方も意識したいところ。いったい、どんな点に気を付けてスタイリングすればいいでしょうか。
家具や雑貨と並んで、空間づくりに欠かせないのがグリーン。どんな植物を選ぶと「大人のサーフテイスト」に近づけることができるのか。グリーンのスタイリングを得意とする大谷さんに、ポイントを聞いてみました。
いかがでしたか?『CITY STYLE』の “大人のサーフテイスト空間”を彩るアイテムは、モノトーンが好きな人、ちょっと大人っぽい空間をつくってみたい人にも参考になるはず。ぜひ、チャレンジしてみてください。
多摩美術大学インテリア科卒業。雑誌などのエディトリアルデザイナーを経て、インテリアスタイリストに。女性誌やライフスタイル誌、ブランドのカタログ、広告の世界でさまざまな空間演出を手がける。
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