チャラン・ポ・ランタンの世界観追求ハウス

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「家ってもっと、⾃由な発想で楽しく作ってもいいんじゃない？」
そんな想いのもと、さまざまなコンテンツを発信してきたDoliveですが、「Doliveアプリ」というサービスもスタート。このアプリではDoliveの記事でアイデアを収集しつつ、なんと作りたい家が実際にシミュレーションできる優れモノです。
そこで今回は、Doliveの記事にも登場いただいた、唄とアコーディオンの姉妹ユニットチャラン・ポ・ランタン、⼩春さん＆ももさんのお⼆⼈に体験していただくことに。
独特な世界観でファンを惹きつける2人は、一体どんな暮らしをシミュレーションするのでしょうか。

チャラン・ポ・ランタン

もも(唄/平成生まれの妹)と小春(アコーディオン/昭和生まれの姉)による姉妹ユニット。大道芸人の姉とただの高校生だった妹 2人で2009年に結成。バルカン音楽、シャンソンなどをベースにあらゆるジャンルの音楽を取り入れた無国籍のサウンドや、サーカス風の独特な世界観で日本のみならず海外でも活動の範囲を広げている。2021年に所属事務所から独立し、個人事務所・ゲシュタルト商会を設立。
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インドア派の小春さん＆アクティブなももさん。
2人がシミュレーションする“理想の住まい”

音楽はもちろん空間づくりでも、自分たちの個性をめいっぱい表現している2人。以前の記事でも紹介したように、こだわりいっぱいのリノベーションによって生まれた2人の事務所、通称「ゲシュタルトルーム」は、一歩足を踏み入れた途端、独特な世界観が広がる空間になっています。
果たして、そんなお2人は、普段どのような暮らしを送っているのでしょうか。

小春さん

ももは、ほぼ家にいなくない？（笑）
ももさん

お日様が大好きだから、外出したいのよ。だからどんな家に住むとしても、日当たりと風通しは絶対大事！逆に、小春ちゃんは、ず〜っと家にいるよね（笑）。
小春さん

でも、コンビニくらいは行ってるよ（笑）。
ももさん

さすがにね（笑）。家で何しているの？
小春さん

休みの日は泥のように眠っているね。あとは、音楽をつくったり、猫と戯れたりしてるな。家が大好きなのよ。

ももさん

私も猫を飼っているんだけど、そうなると猫を基準にした部屋にならない？
小春さん

そうそう。ペンとか書類とか、片っ端から荒らされちゃうから引き出しにしまっちゃう。アコーディオンも猫があまり来ない玄関に置いたりね。
ももさん

私も集めている起き上がりこぼしとか松ぼっくりとか置きたいんだけど、ディスプレイする場所がないなぁ。でも、代わりに猫に楽しんでもらう仕掛けをつくるのもおもしろいよね。部屋の高い位置に、猫が登ったり歩いたりできるキャットウォークをつくったり。
小春さん

わかる。猫ベースの空間も、悪くないよね。

お家大好き・インドア派の小春さんと、アクティブで外出したいももさん。異なるキャラクターのお2人が考える理想の住まいも気になるところ。ここで「Doliveアプリ」を使って、理想の住まいをシミュレーションしていただきました。

ももさん

まずは日当たりでしょ！だから、屋上をつけよう。
小春さん

ももは、絶対そう言うと思った（笑）。
ももさん

ねぇねぇ、2階にバルコニーもつけたら楽しそうじゃない？
小春さん

わかった、わかった。そうしたら、私は外観を選ぼうかな。レトロオレンジのタイルは、レンガみたいでかわいいから使おうっと。青みがかったスレート材と組み合わせたら独特の怪しい雰囲気が出ていいね。

ももさん

え、すごい！家が建つシチュエーションも選べるんだ。そうしたら、海沿いとかどう？小春ちゃん、水泳得意じゃん
小春さん

たしかに私、10kmくらい遠泳できるからね。泥のように眠る休日が、海で泳ぎまくる休日に変わるかもしれない。
ももさん

いいじゃん、いいじゃん！そうしたら、クルマもバンを選ぼうよ。山にも行けるし、アコーディオンも載せられるよ。
小春さん

機材車にもなるからいいね。なんか一気にアウトドア派になっちゃうかもな。

姉妹で楽しく会話をしながら操作すること数分。できあがった外観がこちら！

風通しと日当たりを重視して、ベースは大開口の2階建てをチョイス。中央に玄関を配置して、ガレージも付けました。そして、外空間が大好きなももさんたっての希望でルーフバルコニーで屋上空間を確保しつつ、ガレージ上にもバルコニーを設置。小春さんがセレクトしたダークブルーの屋根や灰色のスレート材と、レトロオレンジのタイルとのコントラストも絶妙です。ブラウンレッドの窓枠やイエローの玄関ドアなど、細部にも色味にこだわるチャラン・ポ・ランタンらしいこだわりを詰め込みました。

想像するのが、楽しすぎる？！
シミュレーションで生まれた個性的な住まい

続いて、内観のシミュレーションもしていただきます。

ももさん

この「ペニンシュラキッチン」ってなんだろう……？
編集部

本体の左右どちらかが壁に接している対面式のキッチンのことです。
ももさん

へぇ、なんか使いやすそう。それにしよう！

小春さん

室内バルコニーなんてのも付けられるんだ、いいね。
ももさん

あとは、やっぱりうちらといえば色味でしょ。色味がすべて。
小春さん

またタイル入れよう。グリーンとかライトブルーとか、いろいろな色があるね。
ももさん

「いいね〜楽し過ぎる！誰にも迷惑かけないんだし、家の中くらい派手にいこうよ！
小春さん

外観もまぁまぁ派手だったぞ（笑）。

終始、笑いが絶えない雰囲気で内観づくりを進めた2人。そして、完成したのがこちら！

使いやすさと個性を両立させたペニンシュラキッチンを採用。さらには屋外室内バルコニーも設置しました。壁にはオーク材のヘリンボーン貼りとアッシュグリーンのタイルを、床にはライトブルーの石タイルをチョイスしてカラフルで個性的な仕上がりに。さらにイエローのアルミドア、ブルーの窓枠、ディープグリーンの階段デザインなどディテールの色選びにも2人のこだわりが垣間見えます。