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DATE 2017.06.07

新オフィスのウォールシェルフづくり!〜前編〜

実は最近、“RE住むDIY部”の3人がはたらくオフィスが移転しました。もともと別の会社として使われていたスペースをリノベーションした新しいオフィスには、広いキッチンがあるのですが、収納スペースが少なく……。そこで第3回目となるちょこっとクラフトでは、“見せる収納”が楽しめるウォールシェルフづくりに挑戦することに!

組キッチンに合わせたオリジナル設計図

部長が書いてくれた設計図

ウォールシェルフを取り付ける前のキッチン

設計担当はサコ部長。キッチン全体のビジュアルやバランスなどを見極めながら「幅を広くしすぎると見た目の印象として重たくなるし……」「3段よりも2段にした方が、圧迫感がなくてスッキリするかな……」と悩みながら設計図を書いてくれました。「木目を基調としたキッチンスペースの雰囲気に合わせて、杉の木の足場板を選びました」とのこと。

今回の作業場へ

今回の作業場は二子玉川ライズ・ショッピングセンターにある「DIY FACTORY」。(http://www.diyfactory.jp/shoplist/futako/)DIYグッズの販売やワークショップの開催、工具のレンタルまで行う、DIYフリークから初心者の方まで幅広く楽しめる話題のショップです。

プロ並の工具が勢ぞろい

「DIY FACTORY」の作業スペースには、電動のこぎりやいろいろな種類の釘、接着剤、ハンマー、ドリルなど、プロの現場並みのDIYグッズが並んでいます。

まずはパーツづくりから

足場板を並べ、木目の感じや色味、歪み具合などを見ながら“どの足場板をウォールシェルフのどの部分に配置するか”を決めていきます。「なるべくキレイな方がいいよね」「こっちの木目が見えた方がいいんじゃない?」と、3人とも真剣な表情。

足場板を選んだら、次は各パーツを設計図通りのサイズに切るための補助線を引いていきます。

人生初の電動マルノコ!

そして、早速切る作業に。
長さのある木(今回は150㎝)を縦切りするのはDIY上級者でも難しいそうですが、佐渡山が人生初の電動丸ノコを使ってチャレンジ!

真っ直ぐ順調に足場板を切っていく佐渡山。木くずで補助線が見えなくなるのを防ぐため、モリナはDIY向けの大きな掃除機をかけてサポート。

2枚目の板の切断は、「うわぁ〜緊張する!」と不安そうなモリナが挑戦。すかさず佐渡山が「補助線の真上よりも、ちょっと上を切るイメージで進めてみてください」とアドバイス。そのおかげか、モリナも無事キレイにカットできました。
この作業を4枚分繰り返し、ウォールシェルフの棚板部分となるパーツが揃いました。

ノコギリでの切断にもチャレンジ!

残るパーツはウォールシェルフの仕切り部分と側面部分。細かいパーツになるので、今度はノコギリを使ってカットしていきます。佐渡山からは「楽しい!」の声が。慣れない作業に最初は「あ!ちょっと曲がっちゃったかも!」と言っていたモリナも、2枚目にはザクザクと素早く真っ直ぐ切れるようになっていました。

「ノコギリで切れない細かいところは、“のみ”を使って切り落とします。」楽しげな雰囲気で作業を進める3人。これで、すべてのパーツが完成しました。

組み立て作業

次は組み立て作業です。
「設計では上下仕切りの位置を同じにしていたけど、あえてバラバラにするのはどうかな?」「キレイに揃えていない方が良い雰囲気!よりお洒落になりますね!」「こっちの方がオフィスの雰囲気にも合いそう〜」……とこんな風に制作途中でオリジナルなこだわりを盛り込めるのは、DIYならでは。

棚板&側面の取り付け

仕切りの位置を決めたら、まずはボンドで仮留めし、インパクトドライバーを使って取り付けていきます。

最後は側面部分となるパーツの取り付け作業。しかし、設計図通りに切ったはずのパーツがはまらない……!?
木材は湿気などの状況によってどうしても歪みが生じてしまうため、サイズ通りに切断できているようでも、多少のズレが生じてしまうそうです。杭打ち作業などで使われる「掛矢(カケヤ)」と呼ばれる木製のトンカチで、トントントン……と打ち込むと、ピッタリとはまりました!

最後はインパクトドライバーを使い側面のパーツも取り付けていきます。側面の板は厚みがあるので慎重に両側を取り付ければ……。

見事完成!

「やったーーーー!ついに完成!」「うんうん、いいんじゃない?」「早く取り付けたいですね!」と大喜びの3人。
さて、前編はここまで。これまで挑戦したちょこっとクラフトの中でいちばん大きいサイズになりますが、無事に完成したウォールシェルフ。あとはオフィスへの取り付け作業を終えれば完成ですが、果たしてうまくいくのでしょうか!後編へつづきます。