例えるなら、それは無地のTシャツのような家——。
究極にシンプルな四角い箱のようなシルエットに、まるでキャンバスのように真っ白な外壁。No.00は、その無垢なプレーンさをもってして、どんな家族にも、どんなライフスタイルにもフィットする住まいです。
そこで、とある家族がNo.00の暮らしをワンデイ・トライアル。No.00の間取りも特徴も、さらには実際の体験をベースとした気づきも、2回にわたってお届けします。
No.00での暮らしを体験されたのは、古川太一さんファミリー。前編ではNo.00の玄関ポーチを舞台にスケートボードを楽しむひとときを楽しみましたが、後編ではより住まいの内部にフォーカス。LDKを舞台に、和やかにしてアートな一家団らんの時間を過ごします。
日常に高揚感をプラスする、目に飛び込むような景色
前篇でご紹介したように、No.00のポーチが広々としている理由は、暮らしの中心を担うLDKを2階に集約しているから。玄関と寝室、水回りを1階に、LDKを2階にレイアウトし、生活動線を快適に、なおかつ開放的に暮らすことができます。
LDKの開放感をより際立たせているのが、ふたつの大きなフィックス窓。無垢なホワイトの壁に映えるワイドな窓が外の景色を切り取り、その眺めが暮らしに溶け込む一方、2階の高さに位置することから、ご近所さんの目線が気になりにくいのもメリットです。
「この窓、いいですね。2階に上がった瞬間、外の景色が目に飛び込んで、テンションが上がる感じ。自分ならどんなロケーションに建てようか、想像が膨らみます。緑の平地に建てても気持ちいいだろうし、この家みたいに海を見ながら暮らすのも最高だし」
家族の距離を縮める、ダイニングとキッチンの関係
大きな窓が切り取る景色に想像を巡らせる古川さん。古川さんは音楽家として活動する一方、アーティストの顔もお持ちです。その感性は長男のうたくん、次男のいろくんにも受け継がれ、それぞれの誕生日には絵を描くことが定番だとか。
それなら、今日の一家団らんもお絵描きに決まり。ダイニングテーブルに絵の具を広げ、窓の外に広がる景色を描きます。LDKの大きなフィックス窓は採光性も抜群。さらには部屋の白壁が窓から差し込む光を巡らせ、お絵描きに没頭するにも目に優しい内装です。
「僕が絵を描いていると、息子たちもやりがたるんです。本当は誕生日に限らず、もっと自由に描かせてやりたい。でも、ネックになるのが片付けの大変さ。それがNo.00なら解消されそうですね。この独立したカウンターのシンクがめちゃくちゃ便利!」
空間全体が広々としているからこそ、No.00はキッチンもオープン、かつ充実したレイアウト。タイル張りの壁に面してコンロを備えたクローズドタイプのキッチンを設えると同時に、シンクを備えたアイランドタイプのカウンターも標準装備しています。
すると、お絵描きの片付けも楽ちんに。また、このキッチンとダイニングの関係は日常の調理にも、人を招いたときにもフィット。壁付と独立型のふたつのカウンターにより、調理もサーブも捗るばかりか、家族や友人と語り合いながら食事を作れます。
ひとりの時間も妥協しない、1階のプライベートスペース
一方、趣味や仕事にじっくり没頭するワークスペースも2階に配置。1階と2階は吹き抜けの階段によってつながり、生活の空間と個人の空間を緩やかに、それでいてきちんとセパレート。家族の時間もひとりの時間も妥協しない暮らしを後押しします。
「開放的な住まいに憧れる一方、音楽にしてもペイントにしても、制作を仕事にする僕にとって、個室の存在は絶対。ただ、吹き抜けの階段だからでしょうか、程よく家族の声が聞こえてくるのがいいですね。しっかりと集中しつつ、家族の気配を感じられます」
住む人が選んだ土地の景観が、その家の表情になる
「何よりも気に入ったのが窓の多さです。LDKのフィックス窓はもちろん、家の至るところに窓があって、どこからでも外を眺められる。景色のいい土地に住みたくなったし、こんなに窓が多い家なら、制作に疲れても、いつでもリフレッシュできそうだな、って」
前編でもお伝えしたように、No.00は四角い箱のようなシルエットをベースにシンプルな白壁とフローリングを基調とした、無地のTシャツのようにプレーンな家。住まいがプレーンだからこそ、窓の外の景色も映え、住む人が選んだ景色が毎日の暮らしを彩ります。