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心地いい家で気ままに過ごした、淡路島での週末。 ー 村上萌さん編 ー DATE 2024.02.25

心地いい家で気ままに過ごした、淡路島での週末。
ー 村上萌さん編 ー

誰でも一度は、暮らすように旅してみたいと思った経験あるのでは?
そこで今回は淡路島の海辺に建つNo.00で、気心の知れた友人でもある萌さん、さやかさん、ともみさんの3人に、束の間ながら濃密な時間を過ごしていただきました。

2階の大きな窓の向こうには、穏やかな波が打ち寄せる海の景色。そんなNo.00で過ごしたとある週末を、ライフスタイルプロデューサーとしても活躍する村上萌さんに伺いました。

一緒に旅したさやかさんの記事はこちら
村上 萌さん

ライフスタイルプロデューサー / NEXTWEEKEND代表
大学を卒業後、ライフルタイルプロデューサーとして活動。その後、株式会社ガルテンを設立し、ウェブサイトNEXTWEEKENDをはじめ、「未来の自分と、大切な人に向けて綴る、感情のアルバム」KAZOKUGOTO NOTEや、1000坪の庭にあるコーヒー屋GARTEN COFFEEなどを運営する。

NEXTWEEKEND

「季節の楽しみと小さな工夫で、理想の生活を叶える」をコンセプトに掲げるライフスタイルブランド。ウェブサイトの運営や雑誌を刊行だけでなく、イベントの企画・運営、ECストアの運営、その他、空間演出や商品開発など幅広く手がける。
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リビングに飾るお花も調達!いざ出発。

淡路島への3人旅。旅の仲間はチッタ(さやかさん)とともちゃん。気心の知れたふたりとの旅だけに、気張る必要はゼロ。それはきっと、ふたりも一緒だったんじゃないかな? 特に明石海峡大橋を渡るときなんて、一面の青い海に全員が大はしゃぎ。

なかでもチッタのテンションは急上昇! レンタカーにオーディオがないことがわかると、BGMがわりに大熱唱。一生懸命に歌う様子が健気でかわいくて。それなのにチッタが何の曲を歌っているのか、いまいち、わからなかったこともいい思い出(笑)。

さてさて、今回の旅のステイ先は「No.00」。No.00はDoliveが手掛けたおうち。ホテルではなく、おうちです。となれば、旅のテーマはおのずと“暮らすように楽しむ”こと。お夕飯も朝食も、日常の暮らしのように手作り。

旅の醍醐味のひとつが、現地のお店を巡ること。今回は神戸市の三宮で4つのお店に立ち寄り、旅を彩るためのアレコレを調達しました。料理の食材やお供のワイン、淡路島に着いてからも寄り道を。

食材だけでなく、欠かせないのがリビングに飾るお花。部屋に植物があると、その場がパッと華やぎます。“暮らすように旅する”がテーマなので、神戸に住んでいた頃よく通っていた「THE NEIGHBORS」というお花屋さんに立ち寄って、部屋が楽しくなる花を選んでもらいました。

暮らしと“食”が隣り合わせのキッチンに腕が鳴る。

道中からたっぷり旅を満喫して、ついにステイ先のNo.00に到着。ロケーションは、なんと海の目の前。一面に広がる海と地続きのようなウッドデッキに、3人とも心が躍ります…!

そのテンションのままに2階に上ると、大きな窓の向こうにも一面の海。海の景色を間近に望むリビングは、とってもリラックスムード。くつろぎのリビングと一体化したような、生活の隣に“食”があるようなキッチンの配置も印象的だったな。

早くここで料理がしたい。はやる気持ちを抑えながら、旅最初の楽しみはサウナ。ウッドデッキにサウナが設置できるなんて、最高!自宅にサウナがある生活って、実は今一番、欲しい環境。憧れが叶ったような気分です。

サウナの良さは、日ごろの煩悩から解放されること。半強制的にスマホからも離れられる環境って、サウナくらいしかありません。仕事を終えた後、お夕飯の前にサウナに入る日常が手に入ったなら、QOLが絶対に上がるよなぁ。

近年個人的なサウナ熱が高まっていることもあって、チッタがすぐにサウナから出てしまったり、水風呂をすっ飛ばして外気浴しようとするので、ついついガラス越しに見張ってサウナポリスのようになってしまいました(笑)。

でも、サウナで整ったからには、より料理の腕も鳴ります。しかも、一面の海を眺めながら料理ができるなんて、この上ないシチュエーション。そして、料理には旬の食材や土地の名産を取り入れることが私のモットー。淡路島であれば、海の恵みはマストです。

前菜はタコのカルパッチョにタコのアヒージョ、それにあおさのゼッポリーニ。メインはこれもまた淡路島の特産を主役にした、淡路島タマネギの炊き込みご飯。サウナで温まった身体が冷えないように、食事のお供はホットワインにしてみました。

私にとって、料理をすることは日常。それがNo.00のキッチンでは、ちょっと非日常な感じ。大きな窓とキッチンが向かい合わせの間取りだからですよね。日射しの移り変わりや空の変化がダイレクトに感じられて、まるでアウトドアクッキングをしているような。

写真上)タコのカルパッチョ、写真下)あおさのゼッポリーニ
淡路島玉ねぎの炊き込みご飯
ホットワイン

観光地に行くでもなく、旅先で拠点を決めて料理をしてゆっくり過ごすって贅沢。それぞれがまるで自分の家のようにくつろぐことができました。

開放感もアウトドア気分も、オープンマインドになれる家。

食事を楽しみながら、止まらないおしゃべり。これも旅の醍醐味です。二次会は場所と気分をちょっと変えて、七輪でアヒージョを楽しみながら他愛もない会話の続きを満喫。お互いの近況を伝え合いながら、なぜだか、ずっと笑い転げていた覚えが…。

たっぷり食べ、たっぷりと笑ったからかな? 翌朝の目覚めはすっきり! このすっきり感のまま、旅の最後を飾るのは、さやか先生によるヨガレッスン。旅先ってどうしてこんなにヨガをしたくなるんだろう…!室内ながら、外の光も感じられて、とっても気持ちのいいひとときでした。

ヨガの開放感も、ちょっぴり非日常なアウトドアクッキングの気分を味わえるのも、大きな窓から外の景色を眺められる、No.00のオープンな間取りがあるからこそ。この開放感が手伝ってか、全裸で部屋の中をうろうろしてくれたチッタとは、さらに絆が深まった気もします(笑)。

私自身、オープンマインドで楽しむことのできた、今回の3人旅。それはきっと、2階の大きな窓から見える景色が、開放的な暮らしをデザインしてくれているから。私だったら、No.00をどこに建てよう? 旅が終わった後の妄想も楽しい、最高の旅なのでした。

text/大谷享子

↓気ままに淡路島で過ごした旅の模様が、ショートムービーに!こちらからぜひご覧ください