ライフスタイルブランド「WTW」とDoliveがコラボレーションした住宅、「WTW HOUSE」。
そのWTW HOUSEが、演劇モデル・長井短さんが監督する「2021 夏 .mp4」に続き、クリエイターとHOME STORIESの表現を探求する映像メディア「filmbum」のショートフィルムの舞台になりました!
今回プロデュースしたのは、日本唯一のヴォーカリスト&フリューゲルホーン・プレイヤーとして活躍するTOKUさん。
WTW HOUSEで作り上げたのは、即興での演奏が好きだというTOKUさんらしさが溢れる作品。
どんなショートフィルムができあがったのでしょうか!?
TOKUさん
日本唯一のヴォーカリスト&フリューゲルホーンプレーヤー。
2000 年にアルバム”Everything She Said” でソニー・ミュージックよりデビュー。 当時から注目を集め、その年の8月には早くもブルーノート東京に出演。 一躍日本のジャズトップシーンの仲間入りを果たし、ジャズの枠を超えた幅広い音 楽性から平井堅、今井美樹、大黒摩季などのアルバムに作曲家、プレイヤーとして も参加。 2008 年発売のアルバム「Love Again」では初のDust Song としてEXILEのATUSHI を迎え収録。 また2011年3月の東日本大震災直後に行われたシンディー・ローパーの国内ツアー にも参加した。 まさに本籍Jazz、住所不定のTOKU ならではの活躍を続けている。 近年では欧州、米国、アジア各国と様々な国の音楽やアーティストの共演も行い、 ライブやイベントに出演している。 2020 年にフランスでレコーディングを敢行したアルバム「TOKU in Paris」をフラ ンス、日本の2 ヶ国で発売し、国内外と活動の場を広げている。
HP / Twitter
filmbumとは
名前の由来は"記録"するfilmと、"記憶"するalbum。あらゆるジャンルで活躍するクリエイターと一緒に制作したHOME STORIES(ホームストーリーズ)を掲載するメディアです。
「Music is Home」
WTW HOUSEではじまるジャズセッション
ギターや譜面を手に、ミュージシャンたちが打ち合わせをしている様子からはじまる本作品。
ただ、集まっている場所はWTW HOUSEのリビング。
そう、TOKUさんは、このリビングをスタジオとして、一つの楽曲ができるまでの過程をショートフィルムにすることにしたのです。
VIDEO
楽曲のコンセプトは、タイトルにもある「Music is Home」。昨今、揺れ動く社会に対して、ミュージシャンとして何ができるのかと考えたTOKUさんは、『何かあたたかいもの』を作りたかったと言います。それを、このセッションでヴォーカルを務めるクロエさんと共有する中で、「Music is Home」というコンセプトが生まれました。WTW HOUSEという家を舞台にした、即興で奏でられる「Music is Home」。聞くだけでなんだかワクワクしてしまいますね。
開放的なリビングでリラックス。
家だからこそ滲み出るアットホームな空気に包まれるセッション。
ドラム、キーボードが加わり、リビングでスタートするセッション。
実は、このメンバーで演奏をするのは今回が初めてだそう。ですが、家の中は終始リラックスした雰囲気に包まれています。吹き抜けや天窓が開放感を演出してくれるWTW HOUSEのリビングだからこそ生まれる光景なのかもしれません。
セッションのシチュエーションに合わせて、WTW HOUSEの雰囲気も様変わり。
リビング奥の飾り棚がある壁面は、グレイの壁に変更しました。普段のWTW HOUSEだと、アメリカ・西海岸のテイストをイメージした白木の板張りの壁面でしたが、色壁に変えるだけで、シックな印象に雰囲気がガラリと変わります。
また、吹き抜けの壁面に、レコードのみならず、好きなアートを飾ったりすることで、空間にアクセントを加えることができますね。
逆側に目を向けると、ベージュの腰壁で2トーンになった壁面が映えるダイニングに。白一色の壁面も清潔感があってよいですが、今回のようにベージュと白の2トーンの壁面にすると、ボヘミアンな雰囲気のインテリアとも相性がよく、カルチャー感を感じさせる空間をつくることができます。
家での演奏は、すごくリラックスできたと言うメンバーのみなさん。 普段つかうスタジオの環境にない、吹き抜けや大きな窓から差し込む自然光あふれる空間を気に入ったようです。
TOKUさんの特にお気に入りの場所は、部屋の内と外をシームレスにつないでいるウッドデッキ。
「ここは、海が見えるロケーションだから、朝からコーヒーを持ってそのままここで過ごしたくなる」とメンバーのみなさんも口を揃えて言います。
House(=家)に、家族がいたりするあたたかさがあるから『Home』になる。そういったあたたかさがないと、『Home』でなくただの家という箱になってしまう。
TOKUさんが、表現したかった『何かあたたかいもの』ものは、HouseからHomeにしてくれる大切なモノなのかもしれません。
TOKUさんがプロデュースをする「Music is Home」は、filmbumにて公開中です。