DATE 2025.11.25
ありえない? けどワクワクする建築実験室。Dolive©の世界へようこそ。
「家を建てる」と考えたとき、私たちはつい予算や土地の広さ、構造のルールといった“現実”から考え始めてしまいます。 でも、本当に楽しい家づくりって、もっと自由で、もっと無邪気なものだったはず。
「もしも、映画の世界に住めたら?」
「大好きな自転車と片時も離れたくないとしたら?」
そんな頭の中にある「妄想」を、デジタルの力でまずはカタチにしてみる。それが「Dolive©(ドライブ マルシー)」です。 今回は、Doliveが様々なブランドやクリエイターとタッグを組み、常識のタガを外して作り上げた、ユニークなプロジェクトをご紹介します。
Doliveが仕掛ける「家づくりの実験室」
デジタルで考えれば、“あり得ない”を楽しむことができる!
物理的な制約や常識はいったん忘れて、ファッションやカルチャー、エンターテインメントの視点から「こんな暮らしがしたい!」という想いだけをピックアップ。それを3DCGなどのデジタル技術を使って具現化します。
Dolive©の根っこにあるのは、「想像できたものは、必ずカタチになる」という考え方。デジタルの中でなら、重力も敷地条件もコストも、少しだけ忘れていい。そうやって、一度“あり得ない”ところまで振り切って考えてみることであなたの家づくりのヒントになり、いつか現実の住まいになるかもしれない「リファレンス(見本)」なのです。
FreshService × Dolive© | WATCHTOWER SAUNA

ディレクター・南貴之氏が手がけるプロジェクト『FreshService』とのコラボレーションで生まれたのは、いまや現代のライフスタイルに欠かせない「サウナ」。
でも、ただのサウナ小屋じゃつまらない。『FreshService』らしい「アーミー(軍モノ)」のエッセンスを取り入れ、リファレンスにしたのはなんと「監視塔(ウォッチタワー)」です。六角柱の無骨なフォルムに、機能を凝縮したテントサウナは、デジタル空間を飛び出し、海辺に実棟も出来上がりました。
「サウナに入る」という行為そのものを、一つの秘密基地遊びに変えてしまうような、男心をくすぐるプロダクトです。
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tokyobike × Dolive© | HOUSE CYCLE CLUB

街乗りを楽しむ自転車ブランド・tokyobikeと一緒に考えたのは、自転車を家族や相棒のように迎える家。ただの駐輪場がある家ではありません。目指したのは、自転車好きが集まる「サイクルクラブ」のような空間。
空間のトーンは、モルタル仕上げの床やグレートーンの塗り壁、ナチュラルな木の造作家具を組み合わせた、シンプルでニュートラルなもの。家の中に自転車ごと入れる土間、愛車を眺めながらコーヒーを飲めるラウンジのような縁側、そしてメンテナンス道具さえもインテリアにしてしまう壁面収納。
ペダルを漕ぎ出すときのあの軽やかな気分が、家の中でもずっと続く。そんな自転車乗りの理想郷です。
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SAMANSA × Dolive© | AI SAMANSA

ショート映画配信プラットフォーム「SAMANSA」とのコラボレーションでは、「映画は家づくりのリファレンスだ!」というテーマのもと、少し変わったアプローチを試みました。それは「AIに映画的な家を作らせる」こと。
「ミステリー」「ラブコメディ」「SF」。3つの映画ジャンルをテーマに、AIが膨大な映画データから要素を抽出。『ゴッドファーザー』のような重厚な書斎から、『2001年宇宙の旅』のようなレトロフューチャーな空間まで。
広さや間取りではなく、「どんなシーン(場面)にいたいか」で空間を選ぶ。映画を観るときの高揚感を、そのまま家づくりのヒントとして楽しめるプロジェクトです。
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Jeep × Dolive© | 旅する家
圧倒的な走破性で冒険心を駆り立てる『Jeep』。そのスピリットである「Go Anywhere, Do Anything.」をコンセプトにデジタルハウスをつくったのが、「旅する家」です。どこへでも走っていけるクルマのように、どこへでも連れていける家があったらどうだろう。そんな発想から、移動を前提としたコンテナハウスが生まれました。
屈強なガルバリウムの外壁に包まれたコンテナハウスは、なんと解体・移動が可能。荒野でも雪山でも、Jeepが走れる場所ならどこへでも「暮らし」を持っていけます。 電気がなくてもソーラーパネルで自家発電し、家族構成が変われば部屋(コンテナ)を増やすこともできる。
定住という概念すら飛び越えた、究極の自由を目指す。これもデジタル空間ならではのアイデアです。
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PES × Dolive© | 植物と海と音楽のための家

HIP HOPアーティストのPESが思い描いたのは、「植物と海と音楽」のための家。自分の好きなものをまっすぐに言葉にしたこの三つのキーワードをもとに、Dolive©が3Dで理想の家を想像しました。
最大の見どころは、リビングの主役である巨大なエバーフレッシュ。「植物の成長を止めたくない」というPESさんの想いは、「天井に開閉式の窓をつけて、木を屋上まで突き抜けさせる」という大胆なアイデアに着地しました。リビングの天井を突き破る、植物への愛は、まさに3Dだから実現できること。
「好きなものだけで家を組み立てていい」というメッセージが、そのままカタチになったようなプロジェクトです。
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