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DATE 2024.07.11

自由を謳歌する二刀流!
YONA YONA WEEKENDERSの“ライブHOUSE”

「家ってもっと自由に想像してみてもいいんじゃない?」——。さまざまな分野で活動するゲストが「本当に欲しい家」を妄想する「妄想HOUSE」。あらゆる固定観念から自由になり、自分たちの「好き」を夢いっぱいに詰め込んだ家を考えていただく連載企画です。

今回の妄想の主は、音楽と仕事の“二刀流”を極めるYONA YONA WEEKENDERSの皆さん。仕事が終わった後、夜な夜なスタジオに集っては生み出される“ツマミになるグッドミュージック”が人気の4人組バンドです。
YONA YONA WEEKENDERS
L→R:Dr.小原“beatsoldier”壮史さん、Ba.スズキ シンゴさん、Vo&Gt.磯野くん、Gt.キイチさん

“ツマミになるグッドミュージック”を奏でる、メロコア・パンク出身の4人組バンド。磯野くんの表現力豊かな歌声と骨のあるバンドサウンド、長きにわたってアンダーグラウンドシーンの最前線で活躍した彼らがつくり出すステージがオーディエンスを魅了。2024年7月24日に2ndフルアルバム『LIVE』をリリース。アルバム発売の前夜となる7月23日を皮切りに全国9カ所を巡るツアーも開催。

飲むも揺れるも音に身を委ねるも、ライブは解放の場所

YONA YONA WEEKENDERSというバンド名。その由来は「夜な夜な4人で集まっては音楽を制作し、週末のスタジオやライブで解き放っているから」だそう。

リーダーにしてギター&ボーカルの磯野くんも、ギターのキイチさんもベースのスズキシンゴさんも、ドラムの小原“beatsoldier”壮史さんも、メンバー全員が平日の日中は別の仕事をされ、仕事で抱えたストレスも、仕事中のふとしたひらめきも、音楽というクリエイティブに変換。“二刀流”という在り方も注目を集めるバンドです。

各々がそれぞれの仕事に勤しみながらも、ライブを頻繁に開催。そのスタイルについて尋ねてみると、メンバーの皆が「ずばり、自由ですね」と声をそろえます。

さらにはメンバー全員がお酒好きとあって、奏でる音楽が“ツマミになる”ばかりか、ライブ中も“片手にアルコール”が当たり前。気ままにお酒が手に取れるよう、なんと、ステージには業務用冷蔵庫界の雄、ホシザキの冷蔵庫を置いているというから天晴れです。

その自由さは客席にも伝播し、「酒をガバガバ飲みながら体を揺らしている人もいるし、ステージにかぶり付きの人もいるし、ノンアルコールで楽しんでいる人もいるし」と、文字どおりのフリーダム。バンドが漂わせるムードがオーディエンスの心も解き放ちます。

開放的な1階を解放、ライブも可能な共有スペースに

妄想のベースとなるのは、開放的な大開口が特徴的で、無駄を削ぎ落としたプレーンな四角い箱、Doliveの家「No.00」です。

お酒好きにして自由な4人。理想の住まいを妄想するにもお酒が欠かせません。シンプルな「No.00」をベースに、YONA YONA WEEKENDERSの面々はどんな妄想HOUSEを完成させるのか——。彼らのライブと同様に、アルコールを片手に妄想スタートです!

  • 磯野くん
    磯野くん

    日中はそれぞれが別の仕事をしているわけじゃない? すると、テーマとしては“たまり場”。全員の趣味を詰め込んだ、我々のたまり場を妄想できれば、と。

  • キイチさん
    キイチさん

    趣味といったら、キッチンカーはマストでしょう。シンゴが料理をするから。庭にはピザ窯も置いて(笑)。

  • ビーソルさん
    ビーソルさん

    ピザ窯ね。来客があってもシンゴの料理でもてなせるし、なんだったら、磯野くんはラーメン作りもできるし。

  • 磯野くん
    磯野くん

    そう。俺、ラーメンが大好物だから(笑)。

  • キイチさん
    キイチさん

    もはや、1階をオープンな場所にしちゃうとか? ベースの開放的な玄関を生かしつつ、料理のもてなしも、音楽のもてなしもできるような共用スペースにしちゃって。

  • シンゴさん
    シンゴさん

    それ最高。ライブもできるし、スタジオにもなるという。

  • 磯野くん
    磯野くん

    ライブハウスもスタジオも兼ねて、俺たちが使わないときは貸しスタジオにして。時にはラーメン屋にもなるから、利益まで得られるという(笑)。

  • ビーソルさん
    ビーソルさん

    スタジオ貸しをするときは、知人のバンドマンには友情価格でね(笑)。

  • キイチさん
    キイチさん

    となれば、バーカウンターも必須でしょう。俺たちも飲むし、遊びに来た仲間も飲むし。内観のイメージ的には、笹塚のマジェスティックスタジオみたいな。

  • ビーソルさん
    ビーソルさん

    市松模様の床ね。

  • キイチさん
    キイチさん

    そう、市松模様の床にペルシャ絨毯(笑)。で、ライブもできるようにステージも作って。

  • 磯野くん
    磯野くん

    すると、2階につながる階段はらせん階段。ほら、寝屋川のヴィンテージってライブハウス、らせん階段からステージに降りられるじゃない? イメージとしてはあれ。

  • シンゴさん
    シンゴさん

    いいね。壁は防音性の高いコンクリートの打ちっぱなしにしつつ、白壁にしてミュージシャンのサインやグラフィックが描けるようにして。プロジェクターでVJもできるし、映像イベントもできるようにしたいな。

バーカウンターは、バーガンディー色のベルベットを使ったスツールを設置。らせん階段は鉄製で、降りてくる足音がよいSEになりそう。

プライベートな場所だからこそ、仲間がのびのび楽しめるところに

YONA YONA WEEKENDERSが妄想した住まいは、みんなのたまり場。ミュージシャンである彼ららしく、音楽スタジオやライブハウスのイメージを散りばめながら、そこはバンド仲間やオーディエンスを招くことまで想定された、自由に開かれた場所。しかし、家にはプライベートな空間も不可欠。4人の妄想は続き、2階はもちろん、外観にも想像を巡らせます。

  • キイチさん
    キイチさん

    1階でライブをするわけでしょ。すると、内輪でしっぽりと打ち上げもしたい。となれば、2階にもキッチンはマスト。手際よくツマミを作るためにも、コンロは2口で。

  • 磯野くん
    磯野くん

    それに今のところ、1階はかなり開放的じゃないですか? 僕はひとりの時間も好きなので、1畳くらいでも構わないから個室がほしい。

  • キイチさん
    キイチさん

    漫画喫茶みたいな?

  • 磯野くん
    磯野くん

    漫喫レベルで十分。僕、実際に漫喫で歌詞を書くこともあるくらいだから。

  • シンゴさん
    シンゴさん

    そうしたら、各自に小さな個室を設ければいいんじゃない?

  • キイチさん
    キイチさん

    個室があれば、地方から来たバンドマンにも貸せちゃうし。

  • 磯野くん
    磯野くん

    いいね。そこでもちょっと宿泊料を取って、ちょっと利益を上げて(笑)。

  • シンゴさん
    シンゴさん

    もはや、商業施設みたいな(笑)。

  • キイチさん
    キイチさん

    壁は全面を収納にして、漫画もレコードもCDも詰め込んで。

  • ビーソルさん
    ビーソルさん

    ただ、我らがホシザキの冷蔵庫が登場していない。1階にはバーカウンターがあるとして、2階でも好きに飲めるようにしたいよね。

  • キイチさん
    キイチさん

    ホシザキの冷蔵庫はベランダじゃない? 外の空気とタバコを吸いつつ、酒を味わう。これ最高。

メンバー全員の個室が完備されている2F。小上がりの畳スペースもよいアクセントに。

  • 磯野くん
    磯野くん

    ほかに足りないのは風呂場か。ライブ後にはシャワーが必要じゃない?

  • シンゴさん
    シンゴさん

    それなら、屋上を作っちゃえば。屋上にシャワーと露天風呂と、サウナと水風呂と。

  • 磯野くん
    磯野くん

    いいね。ガラス張りの、ちょっとラブホっぽい感じのバスルーム(笑)。

  • キイチさん
    キイチさん

    そこまで屋上を充実させるなら、外階段もほしいね。俺、階段を眺めながら酒が飲めるくらい、階段が好きなの(笑)。なかでも大好物なのが、古いビルに多い折り返し階段。

  • キイチさん
    キイチさん

    ちょっとレトロな階段ね。レトロな階段に合わせて、個人的には庭に停めるキッチンカーにもこだわりたい。トヨタのデリボーイって、めちゃくちゃかっこいいの。

  • 磯野くん
    磯野くん

    デリボーイ、いいね。機材も詰めるし、見た目にも味があって。

  • シンゴさん
    シンゴさん

    となれば、外観はデリボーイが映えるウッド。奇をてらわずナチュラルな。

  • キイチさん
    キイチさん

    正面はナチュラルな板張りにしつつ、残りの三面はコンクリートの打ちっぱなし。そうすれば、知り合いのアーティストも自由にグラフィックが描けるし。

  • シンゴさん
    シンゴさん

    いや、めちゃくちゃ素晴らしい。落書きって一般的には違法だからこそ、合法的に自由に、僕たちのたまり場の外壁に、作品を残してもらって。

ロケーションは山と海の近く。シャッターの開口部分が開くと、ライブも観られる!

  • 磯野くん
    磯野くん

    いいね。これ、うまくまとまったんじゃないですか? 僕ららしく、みんなが自由な。

  • シンゴさん
    シンゴさん

    うまくまとまったところで、この妄想HOUSEに名前を付けてもらいましょう(笑)。

  • キイチさん
    キイチさん

    家の名前ね。これはもう、“ライブHOUSE”で決まりでしょう!

  • 磯野くん
    磯野くん

    素晴らしい。ライブもできて、生活もできて、7月にリリースになる俺らの2ndアルバム『Live』にも引っ掛かっていて。趣味の詰まった俺らの“ライブHOUSE”。以上、うまく締まりました!

YONA YONA WEEKENDERSが考える妄想HOUSEは、彼らにとって生活の一部でもあり、解放の手段でも、表現の手段でもある「ライブ」という言葉を冠した“ライブHOUSE”。

生活のための仕事をしながらも、音楽はけっして捨てられない。そうした自由な活動スタイルを主軸に、ライブに訪れるオーディエンスにも自由に振る舞える楽しさを教えてくれる、まさにYONA YONA WEEKENDERSらしい妄想がぎゅっと凝縮された家。こんな住まいが実現したなら、きっと誰もがお邪魔したくなるはず。
こんな家を妄想すると、行ってみたくなるし、自分でつくってみたくもなるよね?DoliveのシミュレーションAPPで気軽に家づくりしてみよう!

Photography/ 宮前一喜 Text/ 大谷享子 Illustration/ Yo Ueda 撮影地協力/ LOBBY