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1000人いれば理想の家も1000通り。Doliveアプリを使って、その人らしい家をシミュレーション。今回、家づくりを体験したのは、“あの人の家づくり手帖”にも登場した増山大輔さん。名建築のエッセンスを取り入れながら理想のマイホームを完成させた増山さんが次なる一軒を建てるとしたら、どんな家になるのでしょう?実際にシミュレーションしてもらいました。
理想も知識も立地も、こだわりを妥協なく凝縮。
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増山さんが暮らすのは、鎌倉エリアの小高い山の上に建つ一軒家。土地探しの段階から妥協なく、理想の場所を見つけるために費やした期間は約4年。気になる土地を見つけてはバイクを走らせ、自身の目で見ることを欠かさなかったといいます。
小学生のころから建築に興味を持っていたという増山さん。建築にまつわる写真集や雑誌はもちろん、ときには研究文献までチェック。屋内と屋外をシームレスにつなぐような大開口の眺めも、家づくりに対する強いこだわりの結晶です。
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「今の家に満足しています。でも、心残りが完全にゼロとは言い切れなくて」——。その理由は、家を建てた後に招き入れた愛犬・コスケくんの存在。コスケくんがスムーズに駆け回れるよう、リビングの床に後からワックス塗装をしたそう。
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さらには現在、住まいの庭にDIYの小屋を製作中だとか。念願の一軒家を実現させ、家づくりに魅了されたからこそ、増山さんの家づくりは今も続いています。
“究極の贅沢”たる平屋をベースに、
二度目の一軒家をシミュレーション。
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そんな増山さんが「新たに一軒家を建てるとしたら?」という想定のもと、家づくりをシミュレーション。和洋を問わず、あらゆる名建築に触れてきた増山さんが家のベースに選んだのは「THE HOUSE GARAGE PROJECT」の平屋タイプ。
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ベースとなるのは、DoliveがGORDON MILLERとコラボレートして作った「THE HOUSE GARAGE PROJECT」。家の真ん中に大きなガレージを配置した、大胆な間取りの平屋です。
増山さんの趣味は外遊び。サーフィンを筆頭に、最近ではバンキャンプにも夢中だとか。ガレージが中心にある家を選んだのも頷けますが、平屋タイプを選んだ理由は「平屋こそが究極の贅沢。それに平屋のほうが、コスケも自由に駆け回れます」だそう。
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屋根のスタイルは片流れに変更し、ウッドデッキをプラス。外壁はアメリカンテイストを感じさせ、平屋のワイドな印象をより際立たせる木の横張りに。さらに古き良き平屋のニュアンスを打ち出すべく、屋根の素材にはライトグレーの瓦を選んでいます。
瓦の色をライトグレーにした理由は「薄い色のほうが日光を反射してくれるため、熱がこもりにくいんです」とのこと。また、増山さんの自宅も異なるテイストが巧みに組み合わされ、“木の横張り×瓦”の和洋折衷なセレクトにも納得です。
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内観も増山さんらしさいっぱい。床にも壁にもウッド素材を選びつつ、床はパーケット、左側の壁はナチュラルカラーの有孔ボード、右側は有孔ボードと合板のツートーン、さらに腰壁には木の横張りをセレクトし、異なる表情の木材をミックスしています。
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そして、階段の手すりには鉄骨素材のイエローをセレクト。階段の踏み板は「足触りはいいものの、床全体に張るとトゥーマッチ感が出てしまう気がして」というカーペットに。階段の踏み板なら、確かにアクセントとして取り入れられます。
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シミュレーションを終え、「家づくりはやっぱり楽しい」と増山さん。現在の住まいと同様、暮らしやすさにもデザインにもこだわりが詰まったシミュレーションハウスに、自身の理想を凝縮させていく家づくりの醍醐味がにじんでいます。
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愛犬のことを考えながら屋根の放熱性にも気を配り、さまざまな表情の木材が織りなすデザイン性にもこだわりを凝縮。それが増山さんの考える、新たな理想の一軒家でした。
今回、シミュレーションに使ったDoliveアプリ。理想の家を具体的にシミュレーションできるほか、いろいろな人の家づくりや暮らしのヒントに触れることができ、新居への想像が鮮明に膨らむはず。一度、使ってみてはいかがでしょうか?
photo/宮前一喜 text/大谷享子