DATE 2019.04.26

毎日に「小さな変化」を作る、madoさん流、心地よい休日とDIYな暮らし。

北海道・空知で中古の戸建住宅をリノベーション・改築し、小学校の先生をするご主人と、7歳・4歳の2人の娘さんと4人で暮らすインスタグラマーのmadoさん。日々変化していくDIYな空間と、可愛い娘さんたちと過ごすほっこりあたたかい暮らしの投稿が人気です。そんなmadoさんに「心地良い暮らし」のルールを教えてもらいました。

madoさんプロフィール

北海道・空知在住。10年前、旦那さんの転勤をきっかけに、madoさんのお父さんが所有する倉庫の横にあった戸建ての空き家へ引越し。その2年後には駐車場だった場所を、寝室へリノベーション。ほとんどをmadoさん1人で手がけたという自宅のDIYは、雑誌で連載を持つほどのセンスとクオリティ。

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偶然から始まった、DIYな暮らし

インスタグラマーのmadoさんご一家が暮らすのは、自然豊かな北海道・空知。

10年前、ご主人の転勤をきっかけに、madoさんのお父様が所有する倉庫の横にあった戸建ての空き家へお引越しされたそう。 madoさんのお父様が仕事で使うために購入した土地付き倉庫に付いてきた戸建てだったといいます。

引越し当初、長らく空き家だったお家はあまり綺麗な状態ではなく、ご主人やmadoさんのお父様にも手伝ってもらい、家族総出で壁にクロスを貼り直すところからスタート。

「当時は、インテリアに対してあまりこだわりがなくて、” とりあえずは綺麗に暮らせたらいいかな ” という程度でしたね」

長い時間を過ごす「おうち」を心地よい場所に

それから2年、長女の妊娠をきっかけに使っていなかった車庫を潰して、寝室へリノベーションすることに。

「リビング、ダイニングキッチン、寝室の間のふすまは全て外して、少しでも開放的に過ごせるようにしました」

ここから、madoさんのDIY暮らしがスタート。

「長女が1歳ぐらいの時、赤ちゃんがいると全然外に出かけられなくて。周りには田んぼと畑しかないし……。どうせずっと家にいるんだったら、心地よく過ごせるお家にしたいなと思ったんです」

たまたま読んでいた雑誌には、自分の家と似たような中古住宅や団地の素敵なDIY例がズラリ。
  「うちは古いからどうせ……って諦めてたんですけど、これならできるかも!って思ったんです」

ご主人に作ってもらったというキッチンカウンター

「元々、私は技術や木工とかがすごく苦手で……。
自分にできるワケないと思っていたので、一番最初はリビングと台所の間にあるキッチンカウンターを主人に作ってもらいました(笑)」

お父様が大工の家庭で育ったという、手先が器用なご主人が作ったキッチンカウンター。見よう見まねだったそうですが、立派なモノが完成したそう。(当時は白だったものを、madoさんが何度か色を塗り替えています)

「壁の色をコロコロ変えていた時期もあったのですが、最近は壁は白を基調に、無塗装の木を使ったりして雑貨が映えるようにしています」

シンプルかつ温かみのある色合いは、今の気分。
飽きてしまえばすぐに塗り直すことができるのがDIYのいいところだといいます。

子供部屋も、お子さまの成長に合わせてガラリとチェンジ。

「宿題や作業をする時間が増えたので、小さなウサギの机を外して大きな机を置きました。外しちゃうのは寂しかったけれど、大きな机を置いてあげてからは、もっと作業に集中できるようになったみたいです」

写真を撮るのも、DIYの一部

Instagramで約8万人のフォロワーを持ち、雑誌やメディアへの露出はもちろん、連載までを手がけるmadoさん。ご自身の暮らしを発信し始めたきっかけを聞いてみました。

「部屋づくりをする中で『他の人が見たら、どういう風に反応してもらえるのかな?』って気になったのが、きっかけですかね」

「実はうちの主人、壁を塗り替えても気づかないような人で(笑)。1年ぐらい経ってから『あれ?ここ変えたの?』なんて言われたりして。だからこそ、好きにやらせてもらっていたので良かったんですけど、他の人の意見も聞いてみたくなって始めたっていうのもあるかもしれませんね」

「まずは好きなように飾ってみて、写真を撮る。そのあとにバランスを確認しながら、間引いていくっていうのがいつもの流れです。Instagramに投稿する写真を撮って、『あ、やっぱり違う』と思って直したり。そんな時間が楽しいので、更新も続けられています」

madoさんにとっては、” Instagramの更新も含めて「お部屋づくり」の時間 ”だといいます。

ご家族でお気に入りの映画を楽しむのが週末の楽しみ。通称"うまシアター”

そんなmadoさんが一番のお気に入りだと話すのが、ベッドルーム。 シングルベッドを2つ繋げた大きなベッドに、家族4人並んで眠る時間が至福の時間だそう。

お休みの前日には、通称“うまシアター”を開催。 ベッドルームの壁に映画を映して家族みんなで楽しむのが、お決まりです。

 

「休日」は時間を忘れて、家族でゆっくり過ごす

お庭にもたくさんの植物やお花が。娘さんが水やりなどお世話してくれるんだそう

今の家に引っ越すまでは仕事が忙しく、「家」に対して「家族の場所」というイメージをあまり持っていなかったというmadoさん。

「今の家に暮らし始めて、子供ができて、初めて『暮らし』について考えるようになりました。家で過ごす時間を大切に考えるようになった今の方が、断然幸せですね」

そんなmadoさんに「心地よい暮らしのマイルール」を教えてもらいました。

「休日は、家族みんなのんびり朝を過ごすと決めています。娘たちが起きてきたら『ホットケーキ焼こうか』みたいな感じで、ゆっくり朝食の準備をしたり。平日は学校や仕事があって時間に縛られている分、休日は大人も子供もゆっくり過ごすように心がけています」

「休日って、何歳になってもワクワクするじゃないですか(笑)。だから、休日の夜は子供たちにもあえて時間のことは言わずに、自由に過ごさせていますね」

大人も子供も同じように時間に縛られない「特別な休日」を過ごすのがmadoさん一家のルール。

気分に合わせてDIYを楽しんでいるというmadoさん。今後はお子さんの成長にも合わせて、ちゃんとした「部屋づくり」を検討中とのこと。

「子供が成長したらどうしようかなんて考えたりもしますが、あまり先のことを考えすぎても大変なので、とりあえず今をどう快適に過ごすかというのが私のテーマですかね(笑)」

心地よい暮らしをする上で、” 日々の生活に「小さな変化」を作ることは、とても大事なことだ ”と、madoさんは話します。自分自身で手を加えることによって、日に日に愛着が増していく「家」という場所。

今の「気分」や「暮らし」を大切に、この先もmadoさんのDIY暮らしは続いていきそうです。
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