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8HOTEL,エイトホテル DATE 2021.08.24

大胆なヘリンボーン貼りのファサードが目印。遊び心と開放感を感じるホテル

街を歩いていると、外観のデザインを見ただけで入ってみたくなる魅力的な建築に出会うことがあります。「外観探訪部」は、そんな気になる建物の外観にフォーカスし、家づくりのアイデアを学ぶ企画。思わず足を止めてしまう外観デザインから、その魅力の秘密を探ります。

主張もしつつ地域に寄り添う、自由で風通しの良い外観

今回、Doliveが見つけたのは湘南のビーチカルチャーを発信する「8HOTEL SHONAN FUJISAWA」の遊び心溢れる外観。ファッション、アート、フード、ミュージックの要素をコンセプトとして取り入れたこのホテルは、街の賑やかさと穏やかな自然が調和する湘南藤沢の人気ホテルです。

パッと目を引く新しいデザインでありながら、藤沢の街並みに調和する心地の良い外観の秘密を探りました。

POINT1:西海岸のような心地良さを目指して、大胆にウッドを使う

8HOTEL SHONAN FUJISAWAは、藤沢の地に馴染みつつ、自然を感じる心地よい外観になるよう、木や緑の要素を多く取り入れています。ホテルの顔とも言える、ジグザグと板張りをしたヘリンボーンの大胆なファサードは、植え込まれたグリーンと相まって西海岸的な雰囲気。このウッドの使い方を外壁やテラスのアイデアとして取り入れれば、個人宅でもまるでリゾートのような自由で楽しい印象になりそうです。

POINT2:空が見える、抜けのある構造で開放感を

入り口からエントランスまでのわずかな間に感じる心地よさの理由は、梁が横に突き出したような柱の構造のおかげ。見上げれば青空と、屋上で伸び伸び育った植物が顔を覗かせています。例えば、ガレージや家の一部の天井をガラス張りにするなど、空と構造が見える住宅デザインとしてアレンジすれば、8HOTELの外観のような、気張らず、風通しの良い雰囲気を真似できるかもしれません。

POINT3:アートペイントで自由に味付けを。

街の景観を壊さないよう建物自体のデザインはシンプルですが、“アート”をテーマのひとつとするこのホテルには、壁をキャンバスにしたさりげないアートペイントがいっぱい。自由に模様替えをするためのハコは残しつつ、何年に一度かはペイントを塗り替えるイベントを催しているそうです。

外壁のペイントは比較的手がつけやすいDIYのアイデア。壁の色を塗り替えるだけではなく、好きな絵や言葉を描いたりすると個性も出て、家づくりがもっと楽しくなりそうです。

シティホテルでもビジネスホテルでもなく、気軽に遊びに行きたくなる8HOTEL SHONAN FUJISAWA。地域の特色と8HOTELらしさとがバランス良く調和した居心地の良い外観デザインです。「その地域らしさをデザインに取り入れること」が足を踏み入れたくなるような、オープンな雰囲気をつくるコツなのかもしれません。
8HOTEL SHONAN FUJISAWA

神奈川県藤沢市鵠沼花沢町1-5 (藤沢駅南口 徒歩2分)
TEL:0466-54-0880
HOTEL: 1F LOBBY、8.LOUNGE 2F~12F 客室
別棟: 2F Fujisawa Table
チェックイン 15:00~ / チェックアウト ~10:00
HP

Photography/藤井由依(Roaster) Text/大倉詩穂、赤木百(Roaster)