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キッチンと一言で言っても、コミュニケーションの場であったり、くつろぎの場であったり。単に料理をする場所でなく、その家の印象を左右する場所なのかもしれません。
とはいえ、ついつい道具や食材を置いてしまって、いつのまにか散らかってしまうこともありますよね。
今回は、そんなキッチンをさまざまな工夫で、使い心地のよい場所にしている人たちをご紹介します。
収納場所を決めて、
”カフェ”のような見せたくなるキッチンに
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中古マンションをフルリノベーションした一室に暮らす、後藤優子さん。そのキッチンは、タイル張りがかわいいナチュラルな雰囲気でまとめられています。
余計なモノがない、すっきりとしたキッチンカウンターは全長2m70cm。
実は、調理道具や食器、電子レンジなど家電はすべて奥の棚やシンク下に収納されています。食器などが収納されている奥の棚の扉には、ハードボードという木と紙を砕いて固めた素材を使用。建材として使うにはちょっと珍しい素材ながら、布のような質感があり、部屋に柔らかな雰囲気を与えてくれます。
後藤さんのように、はじめから道具を見せないと収納場所を決めることで、自然ときれいに整理されたキッチンになりそうです。
本編はこちら
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道具を吊るして、使いやすく。
コンクリートとステンレスのキッチン
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建築家・戸田晃さんとバッグのデザインをしている優子さんのお宅は、細長い敷地に建つ2階建て。そんな戸田さん宅のキッチンは、コンクリート打ち放しの壁に、オールステンレスの業務用キッチンを組み合わせた空間に。主に優子さんの居場所だというキッチンは、使いやすいよう、少しずつ手を加えたそう。
「キッチンはフックをつけたり、いつも使うものは手に届きやすいところに吊るすなど、自分なりにカスタマイズしていきました。キッチンはその人のクセが一番出るところなので、面白いですよね」
キッチンは使い始めてから、そこに合わせてアップデートする。そうやって一緒に成長していきながら、道具の置き場所をみつけるのも良いのかもしれません。
本編はこちら
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セルフビルドで自分仕様に。
広々キッチンとパントリー
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築57年の古民家をYouTubeで学びながらセルフリノベーションした、榎本さんと斉藤さん。キッチンは料理好きの斉藤さんの希望で、広めのスペースに。作業台には、持っていたキャビネットと新たに買った収納棚を並べて、手作りの天板を渡したそう。
そして、「作って大正解だった」というのは、天井まで棚を取り付けたパントリー。
「調理道具もたくさん持っているので、これだけ容量があるとすっきり収納ができます。日本酒が好きなので、一升瓶を立てて置ける高さの棚も作りました」
自分がもっているモノに合わせて、棚の高さを変えたり、収納スペースを広げたりするのは、まさにセルフビルドだからこそできる自分仕様のキッチンスペースです。セルフビルドは難しいですが、部分的にDIYをすることでも、自分らしいキッチンになりそうです。
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オープンシェルフで見せる収納を。
壁一面にしつらえたのが長いキッチン
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アパレル会社に勤める大杉浩平さん&美帆さん夫妻。ヴィンテージマンションを購入し、自分たちの生活スタイルに合せてリノベーションをしました。その中のこだわりのひとつは、壁一面の3m70cmもある長いキッチンです。
ステンレスのシンプルなキッチンですが、道具や食器などがオープン収納となっており、まさに”見せる”キッチンになっています。シンク下の食器棚も、無印良品の棚を高さに合わせてカットしてりと、見せるからには細部にもこだわりが。
実は、オープンシェルフだと取り出しもスムーズという利点もあります。隠してしまうと見えなくなってしまう、お気に入りのモノが目に見えるようになると、暮らしが楽しくなるのかもしれませんね。
本編はこちら
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