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三好良, インテリア, ENNOY DATE 2023.01.03

部屋を彩る。自分らしさを飾るインテリア術

自分好みの部屋にしたいと思った時、一番最初に考えるのはインテリアという方も多いはず。インテリアには、その人の趣味やこだわりはもちろん、価値観や考えなんかも反映されますよね。そんなインテリアにこだわる方々を、今まで取材した中からピックアップしてご紹介します。

古家具と古道具で作り出す穏やかな空間

栃木で「仁平古家具店」、東京で「pejite(ペジテ)」という古道具店を営む店主・仁平透さん・里帆さん夫妻が暮らすのは益子の広大な土地に立つ築40年の一軒家。家の中は仁平さんがセレクトしたセンス溢れる古道具たちで溢れています。

「たとえば物入れの建具は江戸時代くらいのもの。真っ黒な杉板で古民家っぽい風合いだったのですが、少しだけサンドがけして木目の表情を出しました」

古家具や古道具を現代のライフスタイルに合わせるには「これぞ」と思う物を“目利き”し、“調理”をしてよさを引き出すことが暮らしに取り入れるコツと仁平さん夫妻。土地と空間と古道具が作り出すご自宅には、穏やかな空気が漂っています。

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個性的なインテリアで、自分らしさを詰め込んだ部屋に

会社員でクリエイターの田辺美那子さんのお部屋は、ミッドセンチュリー期の家具から『太陽の塔』のミニチュアまで、アバンギャルドなコレクションでぎっしり。

「『POPEYE』に掲載されていた、ミッドセンチュリー期の家具が置かれていてスペーシーな雰囲気もあるイタリアの男の子の家がすごくかわいかったんです。自分が好きなのはこういうテイストなのだと確信し、リサーチをして、家具もこの部屋のために買い揃えました」

自分の好きなテイストや時代のものをとことん集めていき、個性的なインテリアで自分の世界観を表現する部屋で暮らす田辺さん。その人”らしさ”は、選ぶインテリア1つ1つから溢れ出ているものですね。

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エーロ・サーリネンの一本脚の丸いダイニングテーブルと『チューリップチェア』、ヴェルナー・パントンがデザインした完全一体成形の『パントンチェア』などミッドセンチュリーの家具が

流行りやジャンルに縛られず、自分が好きなインテリアを

ファッションディレクター・三好良さんが奥様とお子さんと住む3LDKのマンションには、流行りやジャンルに縛られることなくさまざまなインテリアが。

「アパレルブランドがつくるちょっと変わったデザインのインテリアが昔から好きで。僕の部屋にあるファッションブランド『BLESS』の延長コードも気に入っているアイテムのひとつ」と三好さん。

ただ、デザイン性の高いアイテムだけの空間にしてしまうと騒々しくなってしまうので、テーブルなどの大きな家具はシンプルなものにすることもポイントのひとつだそう。統一感がありつつも、自分らしい空間にするにはバランスも大切なようです。

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『BLESS』の延長コードは、さまざまなウッドが連なった独特なデザイン

もとの部屋に合わせた、白を基調にしたインテリアの空間

たくさんのスニーカーと白を基調にしたインテリアに囲まれて暮らすモデル・女優のあわつまいさん。部屋が白っぽいフローリングということもありインテリアも白を中心として選んだそう。

「白い家具を選ぶようになってからは買い物がとても楽になりましたね。白で統一しているからって、色に迷うことがなくなったので買い物をしやすくなりました!」

インテリアはファッションと同じく女性らしい物・男性らしい物をミックスさせるのが好きだというあわつさん。中心となる色を決めてしまえば、自然と好みのインテリアが絞れてくるかもしれません。

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『アルフレックス』の白いドレッサーは、モダンな雰囲気がお気に入りだそう

インテリアを通じて部屋を見てみると、それぞれの人柄やポリシーがよくわかります。どの部屋もセンスがあふれる空間でしたが、みなさん試行錯誤されている様子が垣間見えました。あなたも”自分らしい”インテリアを見つける、参考にしてみてはいかがでしょうか。