古民家リノベーションが流行っている昨今ですが、新築でも”和”のテイストを取り入れた家が増えているとか。素材やデザインは昔ながらのアイデアを使いながら、今っぽくスタイリッシュに仕上げた家ってかっこいいですよね!
今回は取材先&SNSで見つけたおしゃれな和の家から新しい”和”な外観デザインを学びます。
黒・ウォルナット・白。3層の色バランスが心地よい外観
鹿児島県の@oomaki9532さんのお宅。1階は白、2階はウォルナット色、さらにその上は黒の外壁を組み合わせた木の家です。窓枠はウッドの自然な色を残し、モノトーンな外観のアクセントに。生い茂る木々に囲まれていてもパッと目を引く洗練された外観です。
ほっこりした雰囲気になりがちな自然素材ですが、引き締まる色を選べばバイクも似合う雰囲気に。
焼杉の壁と奥行きのある軒。
伝統的要素をモダンに仕上げた外観
木や土壁といった自然素材での家づくりにこだわりを持っている@ki.no.i.eさん。建築家と相談しながら、外壁は表面を炭化させるまで焼いた杉=「焼杉」にすることにしたのだそう。日本の伝統的な外装材である「焼杉」を使用し、見た目に美しいだけでなく耐久性・耐水性に優れた外観に。
奥行きのある軒や縁側など、日本家屋らしいディテールを取り入れながら、現代の風景にもフィットするようモダンに仕上げています。
赤いガルバニウム×和⁈ 目を引くキュートな外観
家の上部は珍しい赤色ガルバニウムを使用した@minka2020_okitsuさんのお宅。パッと見はモダンな印象ですが、1階の外壁には白木を使い、格子戸をはめ込むなど和の要素をミックス。下部はコンクリートですっきりと仕上げています。
四角形にカットした御影石を並べた石畳もユニークでいいアクセントに。
ヴィンテージカーが似合う和風ガレージハウスの外観
Doliveの外観デザインを深掘りする企画「外観探訪部」で訪れた、鎌倉の齋尾さん宅。愛車のヴィンテージカーに似合うインダストリアルなデザインも好みでしたが、長い目でみたときに住んでいて落ち着く和風の家をオーダーしたそう。
小さな工場のような箱型の家の外壁には、焼杉を使用。ガレージの扉として大きな格子戸を選び、ガレージハウスのデザインに和の要素をうまくミックスさせています。
本編はこちら
ひとくちに”和”の外観と言っても、好きなテイストとミックスさせることで、かわいくも、大人っぽくも、かっこよくもなることが分かります。素材やディテールにその和風デザインを活かしつつ、自分の好みにアレンジをするのがおすすめ。今回紹介した4軒の家を参考に、皆さんの家にも”和”の要素を取り入れてみてはいかがでしょうか?
PICK UP
キーワードから探す
KEYWORD:
もっと見る